断水地域8万軒の水道料金を減額 静岡・田辺市長が表明 災害ごみ仮置き場の新設も
静岡市は5日午後会見を開き、台風15号による大雨で断水や床上、床下浸水の被害が出たエリアの水道料金を減額すると発表しました。また新たな災害ごみの大型仮置き場の運用を10日から始めることも明らかにしました。
静岡市
田辺信宏 市長:「最大2600円を無料にします」
水道料金が減額される対象は大規模な断水が起きた清水区を中心におよそ8万軒で、一般家庭モデルの基本料金770円と20立方メートルの使用料およそ1800円、合わせて2600円ほどが減額されます。
また床上、床下浸水の被害が出たおよそ6000件を対象に、5立方メートル分の使用料を減額するということです。(一般家庭モデルで上水道700円、下水道750円)
さらに清水区大内新田の国道1号BP沿いにある市有地に、新たな災害ごみの仮置き場を設置し10日から運用することも明らかにしました。およそ8000トンの収容を見込んでいます。