浜松まつり4割の町が不参加の意向も開催方針は変わらず・浜松市長

およそ4割の町が不参加の意向を示している浜松まつり。
ただ、浜松市の鈴木康友市長はきょうの会見で、開催方針に変わりはないと強調しました。

画像: 浜松まつり4割の町が不参加の意向も開催方針は変わらず・浜松市長

今年、2年ぶりに開催される浜松まつりは参加者や来場客の密集をさけるため、期間を例年より2日増やして5月1日から5日間での開催が決定しています。
しかし、組織委員会が行ったアンケートで、市内の174の町のうち、およそ4割にあたる74の町が不参加の意向を示しています。

Q浜松まつりについておよそ4割近くの街が不参加を表明している受け止めは?
〇鈴木康友市長
「コロナ禍ということで、それぞれの街も色々町内で議論したうえで、参加不参加を決めたと思うので、強制参加ではないのでその町の意思を尊重したい。
浜松まつりは初子をお祝いするということが原点なので、初子祝いの凧を揚げるという街がかなりあるので、それはまつりとして成立すると認識している」

町の不参加が相次いでも、「浜松まつり」の開催方針は変わらないと強調した鈴木市長。
一方で、浜松市の感染状況のステージが現在の2から3に悪化した場合や、東京オリンピックパラリンピックが中止になった場合は、浜松まつりも中止するとの考えを示しました。

〇鈴木康友市長
「国のステージ3、あと全国の感染状況とオリパラが中止となった場合はそこも中止するという判断をしている。
状況が大きく変更することがあれば、当然その状況に応じての柔軟に判断をしていきたい」