清水港新興津コンテナターミナルで津波避難訓練 ターミナル内の11団体100人が参加 静岡市
静岡市の清水港の新興津コンテナターミナルでは、津波避難訓練が行われました。
9日午前10時訓練が始まると、作業員たちは建物の屋上など4箇所の避難場所へ次々と避難しました。
津波避難訓練には新興津コンテナターミナルに入る民間企業を含めた11団体、およそ100人が参加しました。
複数の企業などが合同で訓練をするのは、今回が初めてということです。
清水港は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、最短2分で5m程度の津波が到達すると想定されています。
今回の訓練では開始から7分程度で避難が完了。
参加者は当初200人を予定していましたが、実際は半分にとどまったということです。
清水港管理局齋藤 昌昭 局長:
「なかなかこういった機会が無いので、年に一回は(全企業を対象とした)避難訓練を 行いたいと思います。訓練を通じて得られた課題を実際に発生したときに対応できるように改善をしていきたい」