無許可で規制を超える盛り土造成…　罪に問われた男が初公判で起訴内容認める　静岡地裁沼津支部

　沼津市柳沢の土木工事業の男（85）は、市の許可を受けずに2019年1月から2021年12月の間に沼津市宮本のおよそ1300平方メートルの土地に、市で規制されている高さ1メートルを超える盛り土を造成した罪に問われています。地裁沼津支部で開かれたきょう1日の初公判で、男は起訴された内容を認めました。
　検察側は「危険かつ悪質な犯行で盛り土が周辺住民に与えた不安は大きい」として懲役1年を求刑。一方の弁護側は「被告は今後は盛り土からは一切手を引く」と反省しているとして、執行猶予のついた判決を求めました。判決は22日に言い渡される予定です。