すべての養鶏場に消毒命令 消毒用消石灰5800袋を配布 静岡県
鳥インフルエンザの発生が全国で相次ぐ中、静岡県内の養鶏場にウイルスが侵入するのを防ごうと静岡県は消毒用の消石灰の配布を始めました。
19日午後、静岡市内のJA駐車場にやって来た養鶏場のトラックに消石灰が入った袋が積まれていきます。
県は県内のすべての養鶏場などに対し消毒命令を出しており、19日から消毒用の消石灰およそ5800袋が県内にある124の施設に配られます。
12月に入り、愛知県豊橋市の養鶏場の鳥と、浜松市東区で見つかった野鳥の死がいから高病原性の鳥インフルエンザが確認されるなど、全国的にも感染が拡大しており、県は警戒を強めています。
鈴木巧所長:
「養鶏場の皆様には消毒をしっかりやっていただいて、農場にウイルスが侵入しないように努力していただきたい」