J2松本で引退したMF山本真希、古巣J1清水のサポに情熱メッセージ「サンバのリズムは僕の心の中に刻まれています」

 今月10日に現役引退を発表したJ2松本山雅FCのMF山本真希(33)が12日、J1清水エスパルスの公式サイトでメッセ―ジを発信した。2005年のプロデビューから6シーズンを清水で過ごしているが、古巣のサポーターに公式に思いを伝えるのは異例で、冒頭で清水への感謝を示した。
 「みなさんお久しぶりです。こうして報告させてくれる場をいただきありがとうございます」
 その上で「このたび、引退する決断をしました。Jリーグが開幕して物心ついた時からエスパルスのファンになり、エスパルスでプロになることができて本当に良かったです。サンバのリズムは僕の心の中に刻まれています。日本平のふかふかのピッチ、そこから見るオレンジのサポーター、最高でした。今シーズンはチーム数も増え、厳しい戦いが続くと思いますが、強いエスパルスが復活してタイトルが取れるよう応援しています。本当にありがとうございました」などと熱くつづった。
 静岡県島田市出身の山本は、清水の下部組織で育ち、ユース在籍時の17歳でトップデビュー。攻撃的MFとして、U-20までは各世代の日本代表に名を連ねていた。

画像: J1清水でプレーしていた当時のMF山本真希(C)S-pulse

J1清水でプレーしていた当時のMF山本真希(C)S-pulse