通称「青トレ」を指導…青学・原晋監督が講演 コロナ禍でのアスリートの過ごし方も提言 静岡・裾野市
青山学院大学陸上競技部長距離ブロックの原晋監督による講演と特別指導が29日、静岡県裾野市で行われました。
これは裾野市の市制施行50周年記念事業の一環で、市内在住もしくは
市内に通勤通学している100人が参加しました。講演で、原監督は規則正しい生活を徹底することで競技力・チーム力・人間力が向上すると話しました。
このあと青山学院大学の練習法、通称「青トレ」を参加者に指導しました。肩甲骨を動かして腕の振りを大きくする運動や股関節を動かしてストライドを伸ばす運動など、走り出した時にスムーズに身体が動くようにするトレーニング法を参加者に紹介していました。
参加者(男子):「コミュニケーションとか、社会に出て役立つ知識を教えてもらったので、これから役立てていきたいです」
参加者(女子):「目標を持つ事の大切さを学びました」
また原監督は、コロナ禍でのアスリートの過ごし方について提言していました。
原晋監督:「屋外で体が思うように動かせないんだったら、頭を使う時期でもあると思うんですね。だから、論理的思考を身につけて頭脳プレーと体力部分がドッキングした時には、これまで以上にパフォーマンスが発揮できると思うので、前向きに頑張ってほしいと思いますね」