バーベキュークラスターいまだ5人と連絡取れず 富士宮市は職域接種支援の窓口設置 静岡県内/10日の会見まとめ
静岡市健康福祉長寿局 和田明久部長(10日)
「このクラスターは駿河区南町にある『カラオケスナック びぎん』にて発生したものです」
「このクラスターは駿河区南町にある『カラオケスナック びぎん』にて発生したものです」
静岡市に新たなクラスター
静岡市は10日、市内のスナックで発生したクラスターについて店名を公表しました。この店ではこれまでに経営者1人、客6人のあわせて7人の感染が確認されています。
静岡市の担当者
Q.強制的に公表する案件ではないが同意してくれた?
A.「その通り。マイクカバーは個人個人で管理をしていたということだが、マスクはどうしても外して歌っていたと聞いている。保健所としては、換気は不十分だったかなと」
BBQクラスターは5人と連絡取れず
また、用宗海岸のバーベキュークラスターをめぐっては…。
静岡市の担当者
「呼びかけした7人のうち2人から連絡があり、検査することになりました」
Q.2人との連絡がついてなかった理由は
A.「申し訳ないが、控えさせていただく」
しかし、残りの5人とは依然連絡が取れていないということです。バーベキュークラスターの感染者は2次感染を含めて9人となっています。
富士宮市は職域接種を支援
富士宮市 須藤秀忠市長(10日)
「富士宮市では職域接種をスムーズにスピードアップ感をもって進めるため、企業からの相談に応じ、実施を支援する富士宮市コロナワクチン職域接種総合支援窓口を設置いたします」
企業や大学単位でワクチンの接種を進める職域接種をめぐっては、産業医が常駐していない中小企業での実施が課題の一つとされています。
富士宮市は中小企業が合同で接種をする際の会場を無償で貸し出す方針で、自治体が職場での接種を支援する動きは県内で初めてです。
11日午後には市内の12社で構成される企業組合の理事長らが市長のもとを訪れ、接種への協力を要請しました。
富士宮鉄工団地協同組合 金子建太郎理事長:「中小企業としては、医師の確保などなかなか難しい点があり、ぜひ職域接種に参加したいが、自分たちだけでは足りない部分を、市の適切な協力を得られるのが力強い」