静岡・御前崎市の産廃処理施設 計画の中止と撤退を事業者が表明
静岡県御前崎市に建設が予定されていた産廃処理施設を巡り、事業者が事業の中止と撤退を決めたことがわかりました。
御前崎市の産廃処理施設の建設計画を巡っては、2019年の住民投票で反対票が9割を超え、柳沢重夫市長が事業者に計画の中止を要請していました。
市によりますと、3月12日推進派の市議らが神戸市の大栄環境を訪ねて社長と面談したところ「事業を中止し、御前崎市内から撤退する」と表明があり、15日に市に連絡があったということです。
柳沢市長は「建設が予定されていた地区の管理会と土地の契約解除に向けて協議を始めた」とコメントしています。