「魔が差した」…60代町職員が酒気帯び運転で罰金30万円の略式命令 停職2カ月の懲戒処分 静岡・函南町
静岡県函南町は7日、酒気帯び運転をしたとして再任用の職員を停職2カ月の懲戒処分としたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、函南町子育て支援課に勤務する60代の再任用の職員です。町によりますと、職員は6月16日、勤務を終えた後、町内の飲食店で飲酒をし、午後10時半ごろ、自家用車で帰宅途中に警察の検問で酒気帯び運転が発覚しました。
職員は、この翌日、町長に報告をし、「本来は代行を利用するが、魔が差した」などと説明し、その後、書類送検されていたということです。
職員は、7月28日付で三島簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受け、町は7日付で停職2カ月の懲戒処分を行いました。
仁科喜世志町長は「公務員としてあるまじき行為であり、二度とこのようなことのないように、職員の管理・監督に努める」とコメントしています。