漁協作成の「誓約書」の再検討求める 静岡県の焼津漁港でのカツオ窃盗事件をめぐる再発防止委員会
静岡県の焼津漁港でのカツオ窃盗事件をめぐり、19日開かれた7回目の再発防止委員会で漁協側が作った「誓約書」について内容の再検討を求めることを決めました。
誓約書は漁港を利用する運送会社や仲買人が提出を求められていますが、漁協側の原案では「未計量の魚を搬出しない」などの具体的な記述がありませんでした。
会合では「抽象的」「違反した場合の措置にも触れるべき」といった意見が上がり、漁協に対し誓約書の内容の再検討を求めることが決まりました。
このほか、漁協と仲買人、船主の三者でつくる市場委員会を設置し、市場の問題について意見交換を進めるべきなどといった声も上がりました。