静岡県内企業の短観2期連続で改善も「紙・パルプ」「食料品」は悪化

日本銀行静岡支店は、県内企業の短観・短期経済観測調査の結果を発表し、業況判断指数は2期連続で改善しました。

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静岡県内企業の短観2期連続で改善も「紙・パルプ」「食料品」は悪化

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 調査は先月10日から13日にかけて行われ、静岡県内265の企業から回答がありました。
「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数は、全体でマイナス2でした。

 9月に行った前回の調査と比べて3ポイントアップし、2期連続で改善となりました。

 ただ、業種別でみると「紙・パルプ」がエネルギー価格と仕入れ価格の高騰に伴う収益の悪化によってマイナス25となり前回から大幅に悪化。

 「食料品」についても節約志向の高まりでマイナス40と最も低く、厳しい状況が続いています。