お盆休みの新幹線や高速道路 3年ぶり行動制限なしで利用客は去年より大幅増加
3年ぶりに行動制限のないお盆休み。新幹線や高速道路の利用客は2021年と比べ大幅に増加しました。
JR東海によりますと8月10日から17日までの東海道新幹線の利用者は、215万6000人で2021年の同じ時期の2倍を超えました。下りのピークは11日で195万人。上りのピークは14日で182万4000人でした。一方で新型コロナの影響を受ける前の2018年の同じ時期と比べると、7割程度に留まっています。
JR東海は13日の台風8号の影響は若干あったとしたものの「行動制限が無くなったことにより、利用者数が去年を大きく上回った」と分析しています。
一方中日本高速によりますと、10日から16日までの1日あたりの平均交通量は東名高速、静岡IC~焼津IC間で2021年の128パーセント、新東名高速、新静岡IC~静岡SAスマートIC間で2021年の134パーセントと増加しました。新型コロナの影響を受ける前の2019年と比べると、わずかに下回っています。
また県内区間の渋滞は東名上りで30キロ以上が1回、10キロ以上は東名と新東名合わせて上りで6回発生しました。