静岡県が南海トラフ巨大地震想定の抜き打ち参集訓練 知事は自転車で緊急登庁「感染症との複合災害となる」
静岡県庁では、21日朝、南海トラフ巨大地震を想定した抜き打ちの職員の参集訓練が行われました。
訓練は、午前6時45分、南海トラフ沿いを震源とする巨大地震が発生し、県内でも最大震度7を観測した想定で行われました。発災の数分後には川勝知事が自転車で…。職員も次々に登庁しました。その後、発災1時間で災害対策本部の本部員会議が開かれました。
静岡県
川勝平太知事:「(新型コロナ)第7波の真っただ中にいる。複合災害になるので、避難所の経営も感染症対策と合わせてやらなければならない」
抜き打ちで実施された今回の訓練では、30分以内に集まった職員は196人と目標の9割近くに、60分以内は390人と目標を超えました。
県危機管理部
黒田健嗣危機管理監:「例年と比べてほぼ同等、もしくは少し高い数字になっているが、必要な要員数を一刻も早く集めることは使命なので、100%に近づくように危機意識を持って対応したい」