兄と祖父母を拘束か 現場から血の付いた結束バンドやハンマー見つかる 容疑は否認 浜松市・親族3人殺害事件

浜松市の住宅で3人が殺害された事件で、兄を殺害した疑いで再逮捕された男が結束バンドで被害者を拘束していたことが分かりました。男は容疑を否認しているということです。

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浜松市中区の22歳の男は、先月8日、兄(26)を殺害した疑いで21日朝送検されました。現場となった住宅の1階の同じ部屋では、兄のほかに祖父(79)と祖母(76)も遺体で見つかり、男は祖父母を殺害した疑いでこれまでに2度逮捕されています。3人の死因は、頭部外傷による損傷死で、硬いもので頭を殴られ殺害されたとみられています。捜査関係者によりますと、現場から血の付いた結束バンドが見つかっていて、男が3人を拘束していたことが分かりました。また、現場からは結束バンドのほかにハンマーのようなものなどが押収されていることから、計画的な犯行とみられています。男は容疑を否認しているということです。警察は男に刑事責任が問えるかどうか、慎重に調べています。