遺体は小学校同級生の男性か 岐阜の山中で一酸化炭素中毒死 掛川放火殺人事件

静岡県掛川市の放火殺人事件で、現場から走り去った車が岐阜県の山の中で発見され、車の中から遺体で見つかった男性が被害者の小学校の同級生とみられることが新たに分かりました。

画像: 遺体は小学校同級生の男性か  岐阜の山中で一酸化炭素中毒死 掛川放火殺人事件

 12日、掛川市下西郷の集合住宅の一室が全焼し、この部屋に1人で暮らす男性(31)が焼死しました。男性は何者かに背中などを刺されたあと、火をつけられ殺害されたとみられています。警察は20日、掛川市の現場から事件直後に走り去った黒の軽自動車が岐阜県の山の中で見つかり、車内では男性が死亡していたと発表しました。男性の死因は一酸化炭素中毒で自殺とみられています。警察は、捜査上支障があるとして男性の身元を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、この男性は被害者の小学校の同級生とみられることが新たに分かりました。現場では、当時、黒の軽自動車が目撃されていて、付近の防犯カメラには事件発生直後に走り去る様子が映っていたことなどから、警察が行方を追っていました。警察はこの男性が事件に関係していたとみていて、被害者との間にトラブルがなかったかどうか調べを進めています。