【リニア】「田代ダム案」 JR「流域関係者に個別に確認する」⇒静岡県「遠慮して」⇒JR「理解深めることにつながる」

 リニア中央新幹線工事に伴い、静岡県外に流出する水を戻す方策として、JR東海が示している「田代ダム案」について、JR東海は市町などへの個別接触を認めない静岡県の姿勢に異論を唱えました。

画像: 【リニア】「田代ダム案」 JR「流域関係者に個別に確認する」⇒静岡県「遠慮して」⇒JR「理解深めることにつながる」

 田代ダム案を巡っては8日、JR東海が県に対し、東京電力との協議を進めるため大井川流域の関係者から個別に確認することの了解を求める文書を伝達。これに対し、県は、「個別に了解を確認することは遠慮してほしい」と反論していました。

 JR東海は、13日、さらに「個別に意見を伺い、双方向のコミュニケーションを行うことが、理解を深めることにつながる」と主張する文書を送り、こうした行動の可否について改めて県の見解を問いました。