祖父殺害容疑の孫が祖母も殺害か あすにも再逮捕へ 浜松市の3人殺害事件
浜松市の住宅で3人が遺体で見つかった事件で、警察は祖父を殺害した疑いで逮捕した孫が祖母も殺害した疑いが強まったとして、あす30日にも再逮捕する方針を固めました。
3月8日浜松市中区の住宅でこの家に住む祖父(79)とその妻(76)そして孫の男性(26)の遺体が見つかりました。警察は祖父を殺害した疑いで、同居していた孫で男性の弟の男(22)を逮捕、送検しています。その後の調べで男が祖母も殺害した疑いが強まったとして、警察はあすにも再逮捕する方針を固めました。
3人の死因は頭部外傷による損傷死で、現場からは血の付いた結束バンドや、ハンマーのようなものが押収されていて、事前に結束バンドなどを準備した計画的な犯行とみられています。捜査関係者によりますと男は調べに対し、「父がやった」などと容疑を否認しているということです。
警察は男が兄の殺害にも関与したとみて捜査を進めています。