2日から3日にかけ「非常に激しい雨」 気象台が注意呼びかけ 静岡県
台風から暖かく湿った空気が流れ込んで、梅雨前線が活発になり、静岡県では2日から3日にかけて、非常に激しい雨となるおそれがあります。
静岡地方気象台 浅田耕伸予報官:「台風が直撃するというわけではなく、今回は梅雨前線による雨。今回かなり雨が降る予想になっているので、注意警戒していただければ」
県と静岡地方気象台は1日午後会見を開き、台風2号の最新情報と県内への影響について説明しました。
静岡県には3日の午後、最接近する見込みで、2日から大気の状態が不安定となるため、雷を伴う激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあるということです。
雨は1日夜から降る予想で、2日から3日にかけて
予想される24時間降水量は、県内全域の多いところで200ミリから300ミリとされ、警報級の雨となるところもありそうです。
去年、県内に大きな被害をもたらした台風15号の際に発生した『線状降水帯』の可能性については…。
静岡地方気象台 浅田耕伸予報官:「台風が接近するときに線状降水帯が発生する所はみられるが、今回の前線で線状降水帯ができるかどうかというところは、まだ出ていない」
2日から3日にかけては大雨による災害の危険度が高まるおそれがあるとして、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒を呼び掛けています。