【防犯カメラがとらえた犯行】無人型の古着店で男女が5着万引きか…店を出るときバックは膨らみ 静岡市
静岡市にある無人型の古着店が商品を盗まれる万引き被害に遭いました。防犯カメラが犯行の様子をとらえていました。
古着5着(2万円相当)
5月28日、店で古着の試着を楽しむ男女。女性は商品を次々と試着室に入れていきます。女性が試着室から出てくると、会計をすることもなくそのまま店の外へ。男も後をついていきます。女性の手元に服はなく、バッグは店に来た時よりも膨らんだ様子。店から古着5着、およそ2万円相当が盗まれました。
オーナーの男性:「服を1点1点選んでいって、まずはこちらのラックにかけて。試着する前に一気に持ってきて、いったん、この場所にハンガーを置いて商品だけ試着室に持っていくという形。腹立たしいというより、悲しい気持ちでいっぱいになりました」
無人型の店舗
静岡市葵区にある古着店「syndi.(シンディ)」は去年11月にオープン。近年、増加している店員が店にいない「無人型」の店舗です。24時間営業で、QRコードを使った決済や券売機に現金を入れ、
商品と同じ金額の券を購入することで、会計を済ませることができます。
オーナーの男性:「自分が服を買うときに接客されるのが苦手という部分もありまして、接客がない服屋をつくりたいということで、無人の古着屋を開業しました」
店内には8台の防犯カメラ
店には防犯カメラが8台設置されており、店の中と外には映像を見ることができるモニターが設置されていますが、基本的にはお客さんの良心に委ねる要素は大きい形式となっています。
店も徐々に認知されてきた中で起きたという今回の被害。店は警察に被害届を出しましたが、まだ犯人は見つかっていないということです。
オーナーの男性:「今回の軽はずみな行動で人生色んな人に迷惑がかかってしまうので、真っ当に生きてほしい」