静岡県伊東市メガソーラー建設事業 事業者の訴えを退ける判決 静岡地裁
静岡県伊東市で計画されているメガソーラー建設をめぐり、事業者側が市側の工事中止要求の法的根拠の確認を求めた裁判で、静岡地裁は事業者側の訴えを退ける判決を言い渡しました。
訴状などによりますと、事業者側は伊東市八幡野のメガソーラー建設事業を行うにあたり、伊東市長の同意を得る義務がないことなどの確認を求めています。
29日の判決で静岡地裁は「審査請求や事業計画の取り消し訴訟を提起すれば足りるため、同意を受ける義務がないことの確認を求めることは必要とはいえない」などとして事業者側の訴えを退けました。
判決を受け、伊東市の小野達也市長は「市の主張が認められ安堵している」とコメントしています。