大雨の災害復旧費として5月補正予算案に50億円を計上「早めに命を守る行動を」 浜松市・中野祐介市長

大雨被害をめぐり浜松市の中野祐介市長は5月補正予算案の中で災害復旧費として総額50億円を計上すると発表しました。今後の大雨についても「早めに命を守る行動を」と注意を呼びかけています。

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大雨の災害復旧費として5月補正予算案に50億円を計上「早めに命を守る行動を」 浜松市・中野祐介市長

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 浜松市の5月補正予算案は一般会計の総額が114億8000万円でそのうち50億円が2日に発生した大雨災害の復旧費です。

 浜松市の大雨被害では地域住民の幹線道路となっている天竜区の国道152号が崩落した他、北区や西区を中心に土砂災害が発生しています。

 これに関連し、補正予算では土木施設災害復旧費として40億円、林業施設や農地施設復旧として10億円が計上されています。

中野祐介市長:
「まずは人命に関わる所とか、二次被害が生じかねないところとか、そういったところを優先的に応急対応を進めていくということで、取り組んでいきたいので、できる限り速やかに落ち着いたかつての日常が取り戻せるように、全力で取り組んで参りたい」

 一方、会見ではあす未明から予想される大雨についても注意が呼びかけられました。

 浜松市は現在までにいずれも土砂災害の危険性があるとして天竜区長沢の8世帯22人に避難指示、すべての区に高齢者等避難を発令しています。

中野祐介市長:
「まだ地盤が緩んで、水も抜けきっていないところも多々あるかと思うので、ウチだけは大丈夫だとか思わず、十分注意していただければ」