息子殺害の疑いで死亡した父親を書類送検 静岡市葵区の住宅火災
去年、静岡市の住宅で親子2人が死亡した火事で警察は、死亡した父親を、息子を殺害した疑いで書類送検しました。
去年12月、静岡市葵区平和の住宅で火事があり、この家に住む当時71歳の父親と40代の息子が死亡、70代の元妻が足に重いやけどを負いました。元妻が「家族が火をつけた」と話したため警察は放火の疑いがあるとみて調べていました。
そして、元妻の証言と現場の状況などから、父親が息子の着衣に火をつけ殺害した疑いと、元妻の首を絞めて殺害しようとした疑いなどが強まったとして、父親を被疑者死亡で書類送検しました。
火事のあと父親は、意識不明の重体となり3月に全身熱傷で死亡しています。