『世界最高齢』89歳のおじいちゃんサーファーがスゴ技披露 「80歳過ぎてから始めた」 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市では世界最高齢の男性サーファーが波に乗る姿を披露し、新たな技にも挑戦していました。
佐野誠一さん:「私はビーチじじいです。ビーチじじい、頑張ります。
西尾梓アナウンサー:「サーフィンを披露する男性は89歳。見事な波乗り披露です」
牧之原市の静波サーフスタジアムでサーフィンを披露したのは、神奈川県在住の佐野誠一さん、89歳。去年7月に世界最高齢の男性サーファーとして、ギネス世界記録に認定されました。これまでも様々な種目に挑戦してきた佐野さん。40代の時にスキーとインラインスケートを始め、60代の時にはシャンソン歌手としてステージに立ち、さらには70代の時に社交ダンス、そしてバレエを始めたといいます。そして80歳の時に富士山の初登頂を果たします。
サーフィンは、富士登山を終えた数日後に思いつきで始めたという佐野さん。今回の企画は「自身が5日後に90歳を迎えるにあたって、新たに人工の波にチャレンジしたい」という思いから実現しました。
18日は「T型滑走」という片足を後ろにあげて波に乗る新たな技にも果敢に挑んでいました。
佐野誠一さん:「楽しんでやれることならなんでもやってみる。80歳を過ぎてサーフィンやるようになってから、年を全然気にしなくなった。年を気にしないで、好きなことをこまめに動かす。自分でもそのような気持ちで瞬時・瞬間を大事にして楽しむようにしてます」