15歳の男子中学生を建設現場で働かせたとして労働基準法違反の疑いで三島市の親子を書類送検

当時15歳の男子中学生を静岡県東部の建設現場で働かせたとして、三島市に住む親子が書類送検されました。

 労働基準法違反の疑いで静岡地検沼津支部に書類を送られたのは、三島市の派遣業の男性(19)とその母親(39)です。

 警察によりますと、2人は去年6月ごろからおよそ100日間、当時15歳の男子中学生を義務教育終了年齢に満たないと知りながら、静岡県東部の建設現場で働かせた疑いが持たれています。

 労働基準法では満15歳に達した日から次の3月31日を迎えるまでの生徒を雇用することを禁止しています。

 男性と男子中学生は元々知り合いで、別の事件捜査段階でこの事案が発覚したということです。

 警察の調べに対し2人は容疑を認めているということです。