堤防の拡幅工事で伐採する桜の木を希望者に 静岡・磐田市敷地川
静岡県磐田市の敷地川の堤防沿いに咲いていた桜の幹を、希望者に穣るイベントが24日行われました。
このイベントは堤防沿いに咲いていた桜の木を、再利用して敷地川への関心を深めてもらうと、地元住民が企画しました。
磐田市の敷地川では堤防が、大雨の影響で去年9月の台風15号に続き、今年6月にも再び決壊し、付近の住宅や農地が浸水しました。
敷地川を管理する袋井土木事務所は堤防の拡幅を決め、堤防沿いに咲いていた樹齢60年を超えるソメイヨシノ30本の伐採を行いました。
10月から堤防の本復旧工事を開始し、来年6月に完成させる予定です。
参加者たちは額に汗をかきながら幹を切り分けトラックに積んでいました。
女性と男性:
「無くなってしまうさびしさはあるんですけど」
「家のストーブで使わせていただくので、大切に思いを馳せながら使わせてもらう」