まだまだ続く熱海富士フィーバー 「熱海プリン」に「さくちゃん定食」
熱海プリンカフェ2nd 鈴木芹菜店長
「地元のお客様がもともと来てくださってはいたんですが、より、私も熱海富士応援していますというお声を直接いただいたり、お問い合わせの方で、通販で注文いただいた方が私も応援しているのでお声をいただけております。」
熱海の観光グルメとして若者に人気の「熱海プリン」。
こちらのお店でも熱海富士を応援していて、7月場所の十両優勝時には記念として「熱海プリン」が特別にデザインされた化粧まわしを、熱海富士に送っていました。
その化粧まわしを今回の秋場所につけて臨んでいたことがSNSでも話題に。
お店側も、その様子を見て驚いたといいます。
熱海プリンカフェ2nd 鈴木芹菜店長
「本当にスタッフ一同びっくりとうれしさと、すごい想像以上にやっぱり似合ってよかったっていう安心感でうれしかったです。」
店では、定番商品の「熱海プリン」のかけ紙を熱海富士がモチーフとなっているものへと変更し、25日から1万個限定で販売しています。
熱海プリンカフェ2nd 鈴木芹菜店長
「21歳という若さながら、あそこまでの感動を届けてくれたというところで、一緒に熱海を盛り上げていきたいなというところはもちろんありまして、その中でまた次とか将来的に優勝、横綱目指していただけたらうれしいなと思っている」
注目を集めた10日目の取り組み
秋場所で大活躍となった熱海富士
中でも注目を集めたのが、10日目。
大関経験者の前頭七枚目・高安との一番でした。
9日目を終えた段階で、熱海富士と高安が8勝1敗と、トップで並び、翌日10日目に直接対決。
2人は、この日が「初顔合わせ」です。
一時は高安に押し込まれましたが、
持ち前のパワーで、一気に前に出た熱海富士。
「押し倒し」で勝利。
単独トップに立ち、千秋楽まで優勝争いの中心的な存在となりました。
「めし しんちゃん」
熱海富士のカラダづくりの原点とも言えるのが、三島市にある飲食店「めししんちゃん」です。
沼津市の強豪校、飛龍高校に進学した熱海富士。
当時、三島市にあるこちらの飲食店に半年間下宿をしていました。
アルバイトとして皿洗いや調理補助、接客など、何でもやっていたと言います。
そんな熱海富士が好んで食べていた“メニュー”が
女将「お待たせです。さくちゃん定食です」
白鳥記者「これがサクちゃん定食ですか!」
杉山さん「さくちゃん定食です。」
白鳥記者「すごいです。見てください、お米の大きさ、僕の顔ぐらいありますよ。」
「さくちゃん定食」は、焼き肉と大きなから揚げ3個、みそ汁の代わりにしょうゆラーメン、ご飯は1.3キロが盛られています。
熱海富士の本名である「朔太郎」にちなんで名づけられました。
白鳥記者「この衣のサクサクと鶏肉の甘みがふわっと口の中に広がりますね。」
白鳥記者「これ普段から熱海富士は食べられていたんですか?」
女将「そうですね。これ全部完食です。」
千秋楽の翌日、25日の昼から「さくちゃん定食」を提供開始。
熱海富士の秋場所での大活躍を祝して、25日と26日そして今週金曜は特別に半額で販売します。
ボリューム満点「さくちゃん定食」。
注文したお客さんは、一目見た瞬間、思わず本音が・・・
来店客
「ごはん少な目でよかった」
Q量的には食べられそう?
来店客
「ご飯少な目にしたので食べられそうです。」
来店客
「自分からしたらめちゃくちゃ多いです、正直多いです。」
Q味は?
「から揚げめちゃくちゃおいしいです、モツ好きなんですけどモツもおいしい、いいセットだと思う。」
悪戦苦闘しながらも黙々と食べる客を見て店長は
Q皆さん結構食べられているが?
光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山信二店長
「ありがたい」
Q熱海富士効果があるんじゃないか?
「そうですね、赤字の部分は熱海富士に請求する (笑)」
熱海富士が最後にこちらの店を訪れたのは、今からおよそ2年前の十両昇進前だったと言います。
杉山夫妻は再会を楽しみにしています。
光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山美香 女将:
「一回うちに食べにおいでよと言ったんだけど来るかな」
光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山信二店長:
「(秋場所の活躍が)うれしいし、反対に感謝している「ありがとう」って。まだまだ先長いから無理せず頑張ってもらいたい。」