御前崎沖でケミカルタンカーが浸水 乗組員は全員救助 タンカーは現在も石廊崎沖を漂流中


御前崎沖で1日夕方、ケミカルタンカーが浸水しました。乗組員は全員救助され、けがはありませんでした。

 1日午後6時50分ごろケミカルタンカー「藤和丸」の船長から「浸水している」と118番通報がありました。

 当時、船には6人が乗っていましたが、およそ2時間後に全員救助され、けがはありませんでした。

 清水海上保安部によりますと、浸水した船は長さ63メートル、総重量499tで、貨物は積まれていませんでした。

 現在船は石廊崎沖を漂流していて、燃料漏れは確認されていないということです。

 清水海保が海上で監視を続けるとともに、浸水した原因を調べています。