「約2キロにわたり急に割り込んだりクラクションを鳴らす…」救急車をあおり運転 当時56歳の男性を容疑者死亡のまま書類送検 静岡市
去年、静岡市で緊急走行中の救急車に対しあおり運転をしたとして、静岡県警は当時56歳の男性を容疑者死亡のまま書類送検しました。
妨害運転の疑いで書類送検されたのは、静岡市清水区に住む当時56歳の無職の男性です。男性は、去年12月、静岡市清水区の市道と県道、およそ2キロメートルにわたり、緊急走行をしていた救急車の前に急に割り込んだり、クラクションを鳴らしたりして進行を妨害した疑いが持たれています。
警察は、3月末から周囲を走っていた車のドライブレコーダーを解析するなどして捜査していましたが、男性は捜査を始めた時点で既に病死していたということです。
警察と消防によりますと、このあおり運転によるけが人や事故の発生はなく、傷病者の搬送が遅れるなどの影響もなかったということです。