春センバツ落選で涙した聖隷クリストファー…第1シード浜松開誠館と激突 /高校野球静岡大会
去年秋の東海大会準優勝。春のセンバツ落選のリベンジに燃える聖隷クリストファーが、第1シード・浜松開誠館と2回戦でぶつかりました。
聖隷は1回、1アウト3塁で3番成田の犠牲フライで先制。2回にも8番河合と9番今久留主の連続犠牲フライなどで、この回3得点。悲願の甲子園へ、聖隷がリードを4点に広げます。
追いかける開誠館は5回、1アウト1塁3塁のチャンスにキャプテン静内。キャプテンが反撃ののろし。レフト前ヒットで1点を返すと、さらに3番の森もレフト前にはじき返し、2人が生還、春の東海王者が意地を見せ、同点に追いつきます。
4対4で迎えた6回、聖隷は2アウトからチャンスメーク。ヒットとデッドボールなどで満塁とし、打席には、前の打席、代打でスリーベースを放った小出。左中間を破る走者一掃のツーベースヒット。背番号19の大きな一打で、聖隷が再び開誠館からリードを奪います。
対する開誠館も粘りを見せ、8回に1点を返しましたが反撃及ばず。聖隷クリストファーが第1シード浜松開誠館を撃破です。
聖隷クリストファー・小出晴希選手
「ベンチからの仲間の声も聞きながら、それで励みになって打てたと思う。決勝まではこの流れを止めずにどんどん勝っていきたい」