SNSで身近に「甘い言葉で誘われても断って」 県職員らが薬物乱用の防止呼びかけ 静岡・富士市

 JR富士駅で18日朝、通勤通学客に薬物乱用の防止を呼びかける街頭活動が行われました。

 全国一斉の運動に合わせたキャンペーンでは、静岡県の職員や富士保健所の職員など18人が、若者たちを中心に薬物乱用防止を呼びかけました。

 県内の違法薬物の使用状況は依然として高い水準で、特に10代・20代の大麻の検挙者が増加しているとのことです。キャンペーンでは乱用防止を呼びかけるのぼり旗を掲げて啓発用のポケットティッシュが500個配られました。

静岡県富士保健所衛生薬務課 中川秀和課長:「違法で危険な薬物が、SNSなどを通じてとても身近なものになってしまっています。甘い言葉で誘われても、きっぱりと断る勇気を持っていただけたらと思っています」