「もっとたくさん活躍できる選手になりたい…」 ソフトボール金メダリストに女子中学生の視線くぎ付け 静岡・富士宮市で特別教室
富士宮市の球場に集まった女子中学生
梅田航平記者:「こちらのグランドではソフトボール教室が行われている。子どもたちの視線の先にはあのメダリストの姿があります」
渥美万奈さん:「ナイスキャッチ」
山崎早紀さん:「そうナイスボール」
東京オリンピック女子ソフトボールで金メダルを獲得した、浜松市出身の渥美万奈さんと掛川市出身の山崎早紀さん。
渥美さん:「こうやってやるとグローブとれないからこう」
参加者:「ありがとうございます」
次は自分たちが夢の舞台へ
16日に開かれた特別教室は、今後の活躍が期待される県内のジュニア選手の育成などを目的に県が2011年から始めた事業の1つで、今回は富士宮市内の女子生徒らおよそ60人が参加しました。
トップアスリートから直接指導を受けられる貴重な機会とあって、練習中だけでなく休憩中も我先にとアドバイスを求めます。特別教室で生徒たちが一番沸いたのは、2人のコーチのパフォーマンスです。
(渥美さんの守備&山崎さんの柵越えHR)
参加した中学生:「すごい!ああなりたい!ああなりたい!」
富士根南中学校3年
鈴木凛さん(夢は体育教師):「すごい笑顔でしたみんな。全部が印象的で、本当にきょうはいろいろ得られた日だと思う」
富士宮第四中学校2年
大島想代さん(夢はアナウンサー):「画面の中で見ていた人たちが実際に教えてくれて、すごくいい経験になった。もっとたくさん活躍できる選手になりたい。サインは(じゃんけんで)勝ち取ったものです。すごく嬉しい」
将来有望な若い力を前に山崎さんと渥美さんは。
渥美万奈さん:「楽しい時間を私たちも過ごさせてもらった。目標をしっかり持ってもらって、その夢を持ち続けるという部分で、自分の成長を一番感じてもらえるのが私たちも嬉しいので、お手伝いができればと思っている」
山﨑早紀さん:「まずはソフトボールを楽しむということが一番大事かなと思うし、私たちに出会えたことでいい時間過ごせてよかったと思える、そう思ってもらえたらいいと思った」
次は自分たちが夢の舞台へ。忘れられない夏休みの一コマとなったようです。