自宅で覚せい剤を使用した元静岡県警の警部補に懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決 静岡地裁沼津支部
7月静岡県函南町の自宅で覚醒剤を使用した、元静岡県警の警部補の男に執行猶予付きの判決が言い渡されました。
判決などによりますと、元裾野警察署地域課の警部補の被告(44)は、7月函南町の自宅で覚醒剤を若干量なめて使用しました。
26日の判決で地裁沼津支部の室橋秀紀裁判官は「被告人は心身の疾患により、特別休暇や休職を繰り返していたが、いかなる事情があったとしても、警察官という立場を考えれば絶対にあってはならないこと」などと指摘。
その一方で、「犯行直後に自首しており、事実関係を認めているほか、免職処分という社会的制裁を受けている」とし、懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡しました。