伊豆市土肥の旅館で食中毒 宿泊客26人が下痢や発熱などの症状を訴える 鶏肉を食べる際には中心部まで加熱するよう注意呼びかけ
静岡県伊豆市の旅館で食中毒が発生して、宿泊客26人が下痢や発熱などを症状を訴え、静岡県の保健所はこの旅館に営業禁止を命じました。
食中毒が発生したのは、伊豆市土肥の旅館です。
静岡県によりますと、10月21日に宿泊しその翌日にかけて旅館で食事をした84人のうち、26人が下痢や発熱、嘔吐などの症状を訴えました。
保健所が検査をした結果、このうち9人から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されました。
保健所は、衛生状況の改善が確認されるまでの間、旅館の調理部門を営業禁止としました。
保健所は、鶏肉を食べる際には中心部まで十分に加熱するよう注意を呼び掛けています。