全国わさび品評会 静岡市で初の開催 御殿場産わさびが農林水産大臣賞受賞
全国わさび品評会が静岡市で初めて開かれました。御殿場産のわさびが最高の農林水産大臣賞を受賞しました。
今年で38回目を迎えた全国わさび品評会が静岡市で初めて開かれ、全国の市場関係者ら15人が審査にあたりました。
静岡県のほか わさびの生産で有名な長野県や島根県など7都県から167点が出品されました。
審査は3段階で行われ審査員がわさびの見た目をチェックした後、すりおろして香りや味を確認しました。
審査の結果167点の中から最高の農林水産大臣賞に選ばれたのは、御殿場市東田中産の勝又京治さんが育てたわさびでした。
形、色、味がずば抜けて高かったと審査員が評価したということです。
また、静岡県内で生産された わさびは7点が特賞を受賞しました。
静岡市は初めて市内でわさびの品評会が開かれたことを記念して10日からわさびフェスなどを開催します。
静岡県山葵組合連合会 塩谷吉栄会長:
「静岡県の中心ですし、わさびの産地でもありますので、この品評会のわさびを使った料理も静岡市内で提供されるので、来てほしい」
静岡市は品評会に出されたわさびを通じて、市民によりわさびに 親しんでほしいとしています。