田辺市長「接種券不要の接種はやってよかった」 引き続き低い接種率 28日からは11歳以下の予約始まる 静岡市

接種券不要の接種について、28日定例会見を開いた静岡市の田辺市長は―

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田辺市長「接種券不要の接種はやってよかった」 引き続き低い接種率 28日からは11歳以下の予約始まる 静岡市

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静岡市 
田辺信宏市長:「2日間限定ですけども、やってよかったなと思っている。とにかく前倒しの中で、静岡市がどんなことを医師会や県やいろんな関係諸機関と連携してできるのかは、全力で議論し、そしてやれることは全部やっていきたいなと思っている」

 ただ、静岡市の3回目接種の進捗は低調です。官邸が発表する最新のデータでは11.7%と、県全体を5ポイント近く下回っています。同じ政令市の浜松市は20.5%で、さらに差がある状況です。

 こうした中、静岡市は28日、5歳から11歳を対象にしたワクチン接種の予約受付を開始しました。接種券も28日から発送されていて、来月12日から接種がスタートします。

 11歳以下への接種に使われるのはファイザー製の子ども用ワクチンで、大人の3分の1の量を3週間の間隔を空けて2回接種します。接種には保護者の同意と立ち合いが必要で、大人と違って接種を受けるよう努めなければならない「努力義務」にはなっていません。

静岡市保健所 
松田仁之統括監:「基礎疾患のある児童が感染すると、重症化するリスクが高いということがありますので、まずは基礎疾患をお持ちの方がかかりつけ医の先生に相談をしていただいて、接種をご検討いただくということで、家庭内でもし未接種の高齢者、あるいは基礎疾患をお持ちの方がいらっしゃれば、まずその方たちは大人用のワクチンを接種していただきたい」

 一方、田辺市長は次の日曜日に期限を迎えるまん延防止措置について―

静岡市 
田辺信宏市長:「措置の延長についてですが、現在も新規感染者数が依然として多いこと、感染者数の上下の動きが激しいことから、もう少し状況を見定めた上で判断する必要があると考えています」

Q.飲食店への時短要請は対策として? み合ってないという意見については?

静岡市 
田辺信宏市長:「難しいです。国の法律の仕立てがこういうことになっているので。随分とデルタ株の去年とオミクロン株の現在では違っているようですし、これはまた検証が必要なのかなと思っているが、一定の効果はあったと判断している」