土石流災害からの復興など争点に…静岡・熱海市長選告示 現職と新人の一騎打ちに
任期満了に伴う静岡・熱海市長選挙が4日、告示され、現職と新人2人が立候補し、選挙戦に突入しました。
立候補したのは届け出順に前熱海市議の新人、泉明寺みずほ氏(51)と現職の斉藤栄氏(59)の2人です。
無所属 新人 泉明寺みずほ氏(51):「これからの復興に必要なのは、真実の声をいかに引き込むか。思い出というものさえ取り戻すことができず、途方に暮れたままの方がいる。そういう方を取りこぼしてはいけない」
新人の泉明寺氏は、土石流被災者の生活再建や市長の多選自粛条例の制定を公約に掲げています。
無所属 現職 斉藤栄氏(59):「これまでと同様に、被災された皆さまの見守り、相談、支援を続けながら、昨日発表された伊豆山復興計画に基づいて復興を着実に進める」
一方、現職の斉藤氏は伊豆山復興計画の推進や観光の再生に向けた取り組みの継続を訴えています。
熱海市長選は11日に投開票です。