飲酒検知管が使用期限切れ 静岡県警が酒気帯び運転で逮捕した男性を釈放
アルコール濃度を調べる際に使った飲酒検知管の使用期限が切れていたとして、静岡県警は3日、酒気帯び運転の容疑で逮捕した男性を釈放しました。
警察は3日朝、浜松市の路上で職務質問をした22歳の男性の呼気から規定値以上のアルコール数値が確認されたため、男性を酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。ところが、その後アルコール濃度を調べる際に使った飲酒検知管の使用期限が先月21日までだったことが分かり、男性を釈放し、任意捜査に切り替えました。
警察によりますと、飲酒検知管の有効期限は製造してから10カ月間で、警察署では1カ月に1度、使用期限の確認をしていますが、今回は確認が漏れてしまったとしています。警察は今後、使用期限の管理を徹底していくとしています。