夜間はライトアップ…境内には色とりどりの1000本のモミジ 「和傘アート」や期間限定の御朱印も 静岡・袋井市 法多山尊永寺
嶋田光希アナウンサー:「法多山尊永寺に来ています。本堂へ向かう参道ではモミジが赤く色づき始めています。緑から赤に変わるグラデーション。この時期ならではの美しさですよね。癒されます」
境内には1000本のモミジの木
およそ1000本のモミジが境内に立ち並ぶ、静岡県袋井市の法多山尊永寺。境内に入ると、すぐ近くには黄色に染まった大きなイチョウの木があり、本堂に向かいながら色が移り変わる「秋ならではの景色」を楽しむことができます。
愛知から
「毎年来るけど、やっぱりいつもいいなと思う」
Q.毎年来る?
A.「紅葉だと、ここら辺の中では一番好き」
袋井市民
「ちょうど赤ちゃんいるので、紅葉見せてあげたいなと思った」
Q.色合いを見てどう?
A.「空も青々としていて、コントラストがすごいきれい。ちょうどここ歩くのも長かったりして、いいお散歩コースにもなる」
日の当たり方で違った色に…
同じ木々でも場所や日の当たり方によって、全く違った色を味わうことのできるこの時期が見頃だといいます。
法多山尊永寺 栗林大さん:「まだ緑の葉があったり、真っ赤なものがあったり、その間ぐらいがあったり、色のグラデーションというですかね。法多山のモミジの特徴でもあったりすると思うので、ちょうどそのグラデーションが日に当たってきれいな紅葉かな思う」
色とりどりの「和傘アート」も
また法多山では、紅葉と一緒に楽しむことができるものがあります。
嶋田アナ:「境内にはいたるところに和傘が飾られているんですが、こちらはカラフルでとっても可愛らしいです。ここでは思わず写真を撮りたくなりますね」
色とりどりの「和傘アート」が訪れた人たちの目を引いています(12月3日まで)。
紅葉を見ながら本堂にたどり着いてからは、外から中まで「アート」を楽しむことができます。
御朱印も期間限定
さらに「御朱印」も、この時期ならではの限定仕様のようです。
嶋田アナ:「華やかですね。これがライトアップの時期限定の、しかも夜限定の御朱印になっているんですね。このピンクゴールドの文字とそしてモミジ。すっごく豪華な1枚になっています」
午後5時からは、期間限定の特別な色の墨で書かれた御朱印をもらうことができます。これまでは金色で書かれていましたが、今年からはピンクゴールドになりました。
限定の御朱印を求めて参拝客が列を作り、中には1時間前から待っていたという人も…。
焼津市民:「ピンクゴールドが、いままでたくさんの御朱印もらってきたけど初めてです。このモミジの季節に来た思い出になると思う」
夜限定の御朱印は午後5時〜午後8時45分まで。12月3日までもらうことができます。
日が沈むと昼間とは違った幻想的な光景が!
袋井市の法多山尊永寺。色とりどりの紅葉が今、見頃を迎えています。日中の鮮やかな世界観が一転、陽が沈むと…。
嶋田アナ:「ライトアップされた紅葉。とっても幻想的です。まるで暗闇にモミジが浮かび上がっているようで、お昼とは違った景色が楽しめます」
法多山では夜になると様々な場所でライトアップが行われます。モミジは照らし出された光によって、より一層、鮮やかに。
栗林大さん:「普段夜のお寺は近寄らないような場所のイメージもあるかもしれないが、昼間の雰囲気とは全く変わるので、なかなか来られない夜の時間だが、そこでライトアップを一緒に楽しんでいただける」
先週から始まったライトアップ。初日にはLEDのランタンで夜空を照らすイベント、「夜宵ランタンnight」が行われました。200基のランタンが浮かび、幻想的な秋の空となりました。
日中とは違った紅葉を見ようと、あえて夜の時間帯に訪れる人も多くいました。
山梨から 2人組
「モミジめぐりで、ライトアップを見に(来た)」
Q.ライトアップの時間を狙ってきた?」
A.「そう」
「ちょうどいい時期に来れてよかった。3時間以上かけてきた甲斐があった」
1日を通して楽しむことのできる法多山。ライトアップは12月3日まで行われるということです。
栗林大さん「法多山、境内もいろんな場所がモミジもあるから、そこの場所場所で違った景色が楽しんでいただけるし、紅葉の進み具合も違うので、ここという一つの場所ではなくて、たくさんのいろんな場所でモミジと触れ合っていただいて日本のいい季節を感じていただけたらと思う」