土石流災害の被災地…伊豆山地区の復興計画の策定ずれ込む 「いろいろな声があり、年度内に無理に作れない」 静岡・熱海市
静岡県熱海市は、今年度中にまとめる予定だった伊豆山地区の復興に関する基本計画の策定がずれ込むことを明らかにしました。
静岡・熱海市 斉藤栄市長:「年度内を目指してきたわけだが、いろいろなお声もあります。そういうことを踏まえると、年度内に無理に作ることはできないと思う。年度を越える4月か5月になろうかと思うが、それまでにまとめていきたい」
熱海市の斉藤栄市長は21日の定例会見でこのように述べ、伊豆山地区の復興に関する基本計画などの策定について「今年度中」という当初のめどを越えて、4月か5月ごろにずれこむ見通しを示しました。市は、「時期にこだわり過ぎず、被災者らの声を広く丁寧に聞く」としています。
25日には伊豆山復興計画検討委員会の第1回の会合が開かれます。