動物園で50年過ごした人気者…去年死んだゾウのシャンティが帰ってくる? 1年半かけ骨格標本に…16日から展示 静岡市立日本平動物園

 静岡市立日本平動物園で50年以上過ごし、去年5月に死んだアジアゾウの「シャンティ」の骨格標本がこのほど完成し、12月16日から展示されることになりました。

【提供:静岡市立日本平動物園】シャンティの骨格標本製作のようす
【提供:静岡市立日本平動物園】シャンティの骨格標本製作のようす

 ゾウのシャンティは、1970年に親善大使としてインドから来園、子象のころは静岡まつりのパレードに参加したり、静岡浅間神社に初もうでに出かけたりもしました。50年以上、日本平動物園で過ごした人気者でしたが、去年5月、老衰のため死にました。

 このほど、シャンティの骨格標本が完成し、12月16日から同園のビジターセンターに展示されることになりました。16日と17日には、午前10時半から飼育員による特別ガイドも開催されます。

【提供:静岡市立日本平動物園】アジアゾウ「シャンティ」
【提供:静岡市立日本平動物園】アジアゾウ「シャンティ」

 同園では、「最大の陸上動物の大きさを実感したり、体の構造を学んだりしてほしい」と話しています。