「前向きに復旧のスピード上げることで理解を」台風被害受け、静岡市田辺市長が国への支援について県選出国会議員に説明
台風15号の被害を受け静岡市の田辺市長は26日から東京で国の支援を求める要望活動を行っています。それに先立ち午前、県内選出の国会議員に対し、内容などを説明しました。
26日午前、都内で開かれた説明会では静岡市の田辺信宏市長と市の幹部が各省庁に提出する要望書について上川陽子衆議院議員ら県内選出の5人の国会議員に説明しました。
「緊急要望書」で静岡市は、「地方交付税等による財政支援」や「観光産業の事業再開に向けた支援」、「わさび田の復旧に向けた支援」など12の項目について国の支援を求めています。
田辺市長らは27日まで農林水産省や国土交通省などをまわり要望書を提出するということです。
田辺市長:
「(Q対応が遅かったという批判については)いろいろ反省するところはあろうかと思います。本当にこの点では強く責任を感じています。しかし前向きに復旧のスピードを上げることで市民のみなさんのご理解をいただきたい」