新型コロナ「5類」引き下げへ…県「オール静岡ですべての医療機関で診る体制を」
静岡県健康福祉部 後藤幹生参事 (27日):「今後の感染者数の動きの推計ですが、おそらくしばらく下降が続くという風に考えています」
新型コロナの感染者数は減少傾向が続いています。29日は新たに1966人の感染が発表されました。
先週日曜日と比べると262人少なく、11日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。そして5人の死亡が確認しました。
政府は27日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけについて、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」への引き下げを正式に決定しました。
岸田総理 (新型コロナ対策本部 27日):「新型コロナの感染法上の位置づけについて、厚生労働省の審議会の意見を踏まえ、特段の事情が生じない限り5月8日から新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方針を確認いたしました」
5類への引き下げについて県は…
静岡県健康福祉部 後藤幹生参事 (27日):「オール静岡で、すべての医療機関でコロナかインフルか普通の風邪かわからないような発熱や風邪症状の方を、すべての医療機関で分け隔てなく診療していただくということを実現するためには、必要条件としては5類の扱いに位置付けることがまず必要だと思います。そうしていただいて、なおかつ医療体制もすべての医療機関で診ていただくという体制を、県と一緒に整えていっていただいて、しかしながら感染の波が上がってきた場合には、対策をお願いしたい」