疲労で歩けなくなったベルギー人女性を担架で救助 静岡・富士山富士宮口
22日夕方、富士山富士宮口を下山していたベルギー人の女性が疲労のため動けなくなり、警察に救助を要請した山岳遭難で、女性は午後9時過ぎに警察官に救助されました。
22日午後5時ごろ、富士宮警察署に「足が痛くて動けない女性がいる」と山小屋から通報がありました。女性は富士山を下山中で、七合目から六合目にかけての登山道で疲労のため動けなくなった、ということです。通報を受けた富士宮署の山岳遭難救助隊員が救助に向かい、女性を担架に乗せて無事、下山させました。
警察によりますと、女性は千葉県在住の31歳のベルギー人で、ベルギー人の夫と2人で前日21日の午後11時に御殿場口から登りはじめ、22日午後1時ごろ山頂に着いたあと、下山途中に疲労で歩けなくなった、ということです。