静岡国際陸上 飯塚翔太選手は記録伸びず5位 期待の新星・富士市立高校2年小針陽葉選手は4位でフィニッシュ
静岡県袋井市のエコパスタジアムで行われた静岡国際陸上で、御前崎市出身でリオオリンピック銀メダリストの飯塚翔太選手が、3連覇をかけてレースに臨みました。静岡県内期待の高校生ランナーも登場しました。
3月にオーストラリアでの大会に参加し、200メートルで優勝した飯塚選手。
今シーズン国内初の200メートルに地元静岡で挑みます。
予選を全体4位となる20秒45で通過。
そして迎えた決勝。
この種目での3連覇を狙う飯塚選手は左から2番目の第7レーン。
スタートからスピードに乗れず5位でフィニッシュ。
記録は20秒45でした。レース後には悔しそうな表情をにじませていました。
飯塚翔太選手:
「悔しいですね。でも出し切れました。レース展開は課題が残ったんですけど、ベストを尽くせて。次は 負けないと思いました」
飯塚選手に続き将来のオリンピック出場に期待がかかるスプリンターが、富士市立高校2年小針陽葉選手。
去年夏のインターハイで1年生ながら100メートルと200メートルで2位となった小針選手は、予選一番手前の第9レーン。
終盤一気に加速し、自己ベストを0秒73更新する23秒52をマークし3位で決勝に進出。
決勝では日本トップレベルの選手たちとあいまみえます。
一番右側第2レーンの小針選手は前半積極的な走りを見せ4位でフィニッシュ。記録は23秒85。
地元での大舞台で貴重な経験を積みました。
小針陽葉選手:
「最後ガチガチになっちゃって、自分の走りができたかと言ったら、できなかったので悔しいです。大きな大会でも自分の走りができたというのは、すごくいい経験になったと思います」