盗撮マニア団 実行役の男に執行猶予付きの判決 静岡地裁
露天風呂に入浴中の女性を盗撮したマニアグループのメンバーで、岡山県の男に静岡地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。
判決によりますと岡山市の無職の男(33)は2021年、神奈川県や兵庫県などで露天風呂に入浴中の女性を望遠レンズをつけたカメラで盗撮しました。
2日の裁判で男は改めて「軽はずみな行為が被害者を苦しめることになってしまった。申し訳ないことをしたという気持ちでいっぱい」と声を震わせながら述べました。
判決で静岡地裁の鈴木悠裁判官は「ほとんどの事件で盗撮の実行役を担っていて、自らの性欲を満たす目的で犯行に及んだ」と指摘する一方で、「事実を認め反省をしている」とし男に懲役3年、保護観察付きの執行猶予4年の判決を言い渡しました。