熱海土石流災害に対する行政対応 静岡県は方針を一転し再検証実施へ
熱海土石流災害に対する行政対応について静岡県は再検証を行う方針を固めました。
静岡県熱海市の土石流災害の行政対応をめぐっては、去年5月に第三者による委員会が「失敗だった」とする最終報告を取りまとめています。
そして県議会の特別委員会は「検証は不十分」として再検証を求める提言をしていました。
これに対し川勝知事は3月の会見で、「やるべきことはやった」と再検証に後ろ向きな姿勢を示していました。
しかし関係者によりますと、県はこの方針を一転させ、再検証を行う方針を固めたということです。
川勝知事は23日に開会する県議会で表明する見通しです。
再検証は県の第三者委員会で検証されたこと以外は、県の内部チームで進め、検証結果を9月の県議会をめどに報告する方針です。