来春の浜松市長選に自民が擁立を調整…総務省・中野祐介氏「いずれ故郷に恩返したい」

 来年春の浜松市長選に、自民党が擁立を調整している総務省の中野祐介氏が、地元・浜松に入り、地元選出の国会議員や県議らと面会しました。

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来春の浜松市長選に自民が擁立を調整…総務省・中野祐介氏「いずれ故郷に恩返したい」

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 3日午後、浜松市の中心街に姿を現したのは、来年春の浜松市長選に自民党が独自候補として擁立を調整している地元・浜松市出身で総務省官僚の中野祐介氏(52)です。そこには、地元選出の国会議員や県議、市議の姿も…。

 関係者によりますと、3日の会合では浜松市長選の候補者として中野氏に正式に出馬を要請することが、満場一致で決まったということです。また、中野氏はあいさつで出馬について明言はなかったものの、総務省や北海道副知事としての経験を何らかの形でふるさと・浜松市に恩返ししたいと話したということです。

 中野氏の擁立を巡っては、地元選出の国会議員や一部の県議、市議が最終調整を進めていて、経済界の一部も賛成しているということです。

 一方、去年の静岡県知事選では、自民党県連が出馬を打診しましたが実現しなかった経緯があります。

 3日、出馬の意向を問われた中野氏は…。

Q.ご自身として出馬の意向はいかが?
中野祐介氏:「そのような話もきょういただいたが、私としてはまだ公務員なので直ちに出るとか出ないとか、きょうの時点では差し控える。前回も(知事選)で名前が上がったが、私の故郷の浜松なので常に気にかかっているし、故郷のために何かしらできるのであればという思いはあるので、形はどうあれいずれ故郷に恩返ししていきたい」

自民党県連 城内実会長:「きょうの会合を踏まえて、正式に出馬の要請をしていきたい、何らかの形で故郷・浜松市に恩返ししたいという発言にとどまっていたが、我々としては前向きな受け止めじゃないかと思っている」