熱海市などで無銭宿泊を繰り返した疑いで逮捕された男、6件110万円の無銭宿泊を立件し捜査終結 熱海警察署

福岡市の男が熱海市内の宿泊施設で無銭宿泊を繰り返していた詐欺事件について、警察は6件を検挙し、捜査を終結したと発表しました。被害額は110万円に上ります。

画像: 熱海市などで無銭宿泊を繰り返した疑いで逮捕された男、6件110万円の無銭宿泊を立件し捜査終結 熱海警察署

 福岡県福岡市に住む無職の男(24)は4月7日から9日にかけて熱海市内の宿泊施設に宿泊料金などおよそ11万円を支払わず無銭で宿泊した疑いで逮捕されています。

 警察によりますと、捜査の結果3月下旬から1ヶ月の間、熱海市で4施設、神奈川県箱根で2施設のあわせて6カ所の高級宿泊施設に総額およそ110万円の宿泊料金を支払わず、無銭で宿泊を繰り返していたことが明らかになりました。

 男は「せっかくならいいところに泊まりたかった」と容疑を認めているということです。

 警察によりますと、男は宿泊施設にはインターネットで予約を申し込み、2泊3日で宿泊していたといいます。

 男は福岡を出て、西に向かって移動し、最初は金があったが途中で尽きたと話していて、3月上旬から神戸や大阪、京都で合わせて20件、宿泊料金を支払わず宿泊を繰り返しました。

 被害総額の250万円は既に親が全額返済したということです。

 男が宿泊したのはすべて高級宿泊施設で、後払い式です。

 警察はこれから夏季休暇に向けて後払い式の宿泊施設に対し注意を呼びかけています。