難波喬司静岡市長が初登庁幹部職員に訓示し臨時記者会見に臨む
静岡市の難波喬司新市長が13日初登庁しました。就任初めての記者会見で
川勝知事との関係を問われ知事と市長の問題ではなく県政と市政の連携が大事」と語りました。
13日朝の静岡市役所。
拍手で出迎えられた難波喬司新市長です。
職員から花束が手渡され、この表情。
市役所での初仕事は幹部職員に行った訓示です。
静岡市 難波喬司市長:
「政治家で実務は皆様にお任せということではなくて、自分自身も実務をやっていく、そのスタイルは必ず必要だと思っていて、これは貫きたいと思っている。言ってみればプレイングマネージャーみたいな感じで場合によっては代打俺、みたいな感じで皆さんと一緒の仕事をすることもあり得ると思っている」
その上で、行政改革についても意欲を示します。
静岡市 難波喬司市長:
「何が一番仕事の中で時間を食ってしまうかというと、それはまず、トップが決断をしないこと。それから中間にいろいろ判断する人がいてその人の判断が違うということ。これが一番無駄でもあるし、職員の心を折る。出来るだけ早い段階で私自身が意思決定をしたい。まずは今までの仕事を見直して、時間を減らすということ。効率化をして次に進むということをやりたい」
臨時記者会見
13日、就任後の臨時記者会見を開いた難波市長。
静岡市 難波喬司市長:
「選挙で選ばれたわけだからこの人を選んでよかったなと思ってもらえる市長。そして票は入れなかったけど、この人いい結果を出してくれるよなと思ってもらえる市長。そういう市長を目指したい」
田辺信宏前市長が進めてきた
大型ハコモノ事業について質問が・・・
静岡市 難波喬司市長:
「ハコモノ単体でものを考えてはだめだ。箱を中心として、いかに地域経済効果を高めていくのかというのが大事。つまり単体ではなくて町づくりだとか文化づくりだとか、そういうものに広げていく。私自身はこう考えてますよということを伝えて話は進めていきたいと思っている。」
副知事時代、大きく関わってきたリニア問題については。
静岡市 難波喬司市長:
「静岡市民の皆さんだけではなく社会全体に今私はこう考えていますということを発信するべきではないかなと思います。その関係では県がどういう考えかというのが同じであれば同じ見解になるし見解が違えば違うということになる」
リニア問題解決に必要不可欠な“元上司”である川勝知事との“連携”については・・・
静岡市 難波喬司市長:
「県がやっていることというのは市にとっても非常に重要な関係があるわけで、それついて、いい関係で仕事していく必要があると思っている。これは知事と市長の問題じゃなくて県政と市政がいかに連携をしていくかということが大事だと思います」